働く場所別の看護師のやりがいを知ろう

看護師の職場として一般的な医療機関でやりがいを感じられるのは、ケガや病気に悩む患者をサポートできることでしょう。ケガや病気の診療を行うのは医師ですが、看護師は医師の指示に従って注射や点滴のほかに患者を励ます場面もあります。補助的なサポートとはいっても、それぞれの仕事は患者と直接接して行うものです。時には感謝されることもあり、それは看護師の励みになるでしょう。

また介護施設も看護師が活躍できる需要の高い職場と言えます。介護施設での看護師の役割は、入所者の健康管理や医療処置、介護のサポートが主です。たとえば体温や血圧などその日の体調管理、傷の手当て、介護職と連携して入浴や食事などが円滑に行えるように補助することなど多岐にわたります。このように入所者の生活のためにさまざまなサポートを通し、健康維持の助けとなる重要な役割を担うので責任感の高さにやりがいを感じられるのです。

そして保育園でも看護師は活躍しています。保育園は0歳から6歳未満の子どもが通う福祉施設で、看護師は小さな子どもの健康管理や衛生管理が仕事です。小さな子どもは環境による影響を受けやすいので、体調への気配りや園内の衛生管理などを行う看護師の重要性は高いと言えます。そのためそれ相応の責任を負う必要はあるでしょう。しかし、小さな子どもが健康的に笑顔で過ごす様子を見ることは、自分の仕事が子どもの成長に一役買っている実感につながり、やりがいを感じられる瞬間です。